自分と向き合うということは
傷ついた心を癒やしたり
抑圧していた感情を解放したり
無意識のパターンを意識に上げる努力をしたり
いろいろある。
それらは、心優しいことだけではなくて
自分の見たくない部分に光をあて
直視することでもある。
でも、自分の見たくない部分が
ネガティブなことだけとは限らない。
「自分のすごい部分」だって
「実はこんな才能があった」ということだって
いまの仕事や生活や在り方を変えなきゃいけないとなると
直視できなくなってしまう。
失敗の恐怖や、他人や親にどう思われるかという不安で
自分の可能性を感じられなくなってしまう。
だから脳は巧妙にすり抜けて
「いまの自分のまま」でいられる方法を探すんだ。
その目には、過去から幾度も繰り返してきた
「投影」の認識フィルターが何枚も重なっている。
目から鱗が落ちるというけれど
まさに言い得て妙で
私たちは、自分の目に重ねた何十枚という鱗を
どれだけ落とさずに大事にしているか。
それがどれだけ「本来の自分」を見失わせているか。
すぐに何かを言いたがる感情や思考を
いまだけはそっと脇に置いて
自分と向き合ってみよう。
心を澄ませて、自分を見てみよう。
「あなたが本当に恐れているものは何?」
私は自分と向き合うのが好きなので
そういう機会があると
嬉々として取り組むのだけど
いまはまっているものはこの3つ。
・情報
・エフィカシー、セルフエスティーム
・投影のメカニズム
字面だけ見ると
いままでと何も変わらないよね
と自分でも思うけど
その中身は全く違っていて
昨年はわからなかったことがわかるようになり
受け取れなかったものを受け取れるようになり
新たなゲシュタルトが構築されつつある。
それはまるで、自分の人生や世界観を
新しい目と手で創り変えるようでもあり
ずっと解けなかった謎が
ほどけていくようでもある。
拡がった世界を還元していきたいと思うし
気づきそのものが、とても楽しい。
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