前回の「①無意識のパターンを書き換える、コーチングセッション」
の続きを書く前に、重要なことを書いておきます。
それは、自分の無意識のパターンを知るときに、欠かせないもの、です。
そのための重要なキーワードは、「ありのまま」です。
それを念頭において、読んでくださいね^^
****************************
私たちって、大体、
「本当のことを言われるのは嫌」なんですよね。
カチンときたり、怒ったり、落ち込んだりするのは、
「言われたことが、当たっている」から。。。
そう感じたこと、ありませんか?
でも、それをわざわざ言ってくる人って、
どういう人かというと、
①「君の成長を信じて、言うよ」
②「嫌われてもいいから、言ってあげよう」
③「性格が悪い(意地悪)」
④「俺/私のこと、もっと構って(わかって)」
他にもあるでしょうけど、大体、そんな感じではないでしょうか。
自分の周りにいる人が、どういう人かにもよるけど、
私の場合は、①か②が多かったので、
その人たちにもらった言葉は、大切にしています。
もちろん、しんどいこともありましたよ。
ちなみに、いままでで、一番きつかったのは、これ。
「あなたは現状維持が強すぎる。
だから、いろいろやってるけど、変われない」
これはね、立ち直れないかと思いました。
まだコーチになる前で、変わりたくて、変わりたくて、
もがきまくってるときでしたから。
当時は、結構落ち込みまして、
「なんでこんなひどいことを言うんだろう」
とメンターに聞いたら、
「それは、あなたを批判しようとか、傷つけようとかじゃなくて、
ただ、ありのままを言っただけだ」
って言われたんです。
正直、ぽかーん、です。
「お前はダメだ、そこが悪い」って言われてるんだと思ったから。
批判じゃないって、どういうこと? よくわからないって。
だけど、時間が経つと、わかるんですよ。
「あ、ほんとにそうだわ。私、言われたとおりだわ」って。
そう気付いてから、私はいろんなものを、手放せるようになったんですね。
なので、この言葉は、
「言ってもらって良かった言葉、ナンバーワン」でもあります(笑)
つまり、「ありのまま」というのは、
良い悪いという評価ではなくて、「そのまま」なんです。
「あなたは、足は○cm。だから、靴のサイズはこれだね」
と同じ感じといえば、伝わるかな?
「あなたは、ほにゃららだね、だから、こうなんだよ」
という、「ただ、そのまま」なんです。
そこに、良い悪いの評価をくっつけて、
ほめられたとか、悪く言われたとか、
喜んだり傷ついたりしているのは、自分の仕業なんですね。
でも、実際のところ、
足が○cmってわかったほうが、自分に合った靴を選べますよね。
「ありのまま」がわかったほうが、物事は速く進むのです。
しかし、「自分のありのまま」というのは、
なかなか自分ではわからない。
外見はともかく、内面となると、特に難しい。
先の「沢雉会」では、こんなことがありました。
石井さんが、講話の中で、
「こういうところに来る人は、ほにゃららが強いから」
って言われたんですね。
最初はよくわからなくて、「??」って感じだったんですけど、
そういう「よくわからないワード」は、捨てずに取っておくわけです。
で、ある日、「あ! あれ、私のことか」って思ったんです。
受講生は他にも沢山いたので、
当てはまる人は多いだろうと思うのですが、
少なくとも、「私には当てはまるわ」と。
そういう、ちょっと「ん? どういう意味?」と思ったり、
「いまのダメだし?」みたいなことを、信頼する人から言われたら、
「どういう意味だったのかな?」と頭の隅に置いておくといいです。
(最初は、落ち込んだりしてもいいので・笑)
慣れてくると、「ありのまま」を「そのまま」受け取れるようになるし、
その裏にある愛情も、受け取れるようになります。
こういうことって、世間のいわゆる「ポジティブ好き」な人たちは
あまり言いませんけど。
実は、学びと気づきが非常に大きいです。
もちろん、冒頭の③や④のような人に言われたことは、
片っ端から、無視 or 捨てればいいわけで。
大切な人の言葉は、うまく生かせるといいですね^^
いろいろ観察して、もう一つ思うのは。。。
言う側も、相手を選んでるんですよね。
むちゃくちゃ怒りそうな人には、あまり言ってないです(笑)
あるいは、言い方が柔らかいです。
もし、あなたが「いつも」きつく罵られていたとしたら、それはきっと、
「この人には言っても、大丈夫(受け取れる)だろう」と期待されているか、
「ここまではっきり言わないと、伝わらないのか」か、
「こいつにはどれだけ言っても(ぶつけても)大丈夫」か、
あるいは、その全部、という可能性があるかもしれません。
もう耐えられない、、、と思ったら、
ちょっと距離を置くのもありだと思いますよ^^
この記事へのコメントはありません。