今日読んだメルマガの中に、こんな言葉がありました。
書いたのは、とても聡明で美しい女性です。
『メディアの世界では
私も毎回のように「ダメ出し」をもらっています。
優等生とは程遠い、出来の悪い生徒ですけれど(汗)
でも、こうして「ダメ出し」をしてもらえる
本気でキツイことを言ってくれるのは
それだけ相手のことを真剣に思っているからなんですよね。
ですから私はこの「ダメ出し」をしてくれるのが
とても嬉しいのです。』 (原文ママ)
……がんばっていても、「ダメ出し」されることって、ありますよね。
そんなとき、あなたはどうしますか?
セミナーでもお話しようと思いますが、
私は「速攻で反論したくなる」ような指摘ほど、
ぐっとこらえて、聞くようにしています。
成長のヒントは、相手が口にした言葉や内容よりもむしろ、
それに対する、「自分の反応」にあるからです。
自分の反応が強ければ強いほど、
そこには、大きなメンタルブロックがあります。
あるいは、死角(スコトーマ)があります。
いままで気づかなかった自分を意識に上げる、最高のチャンスです。
ではその、「ぐっとこらえて聞く」ことが、
私のエフィカシーを下げるかというと、全くそんなことはありません。
逆に、「思い切り上げてくれる」のです。
自分を認めない相手に、自分を認めさせようとすることほど、
無駄な努力はありません。それは放っておけばいい。
しかしながら、この「大人の社会」において、自分のことを本当に思って、
わざわざ「ダメ出し」をしてくれる人は、本当に貴重です。
つい先日も、ある指摘(私にとっては「ダメ出し」)を受けたばかりでした。
自分としては、精一杯がんばっているつもりだったので、
瞬間的に、反発したくなりました。
しかし、自分なりにがんばっていることと、
「結果を出せる」ということは、まるっきり別ものです。
その方は、私が「結果を出せるように」、指摘してくれているのです。
ぐぐっとこらえて、改めて自分を振り返り、私はまた、変化できました。
そして、やっぱり、感謝の気持ちが湧いてきました。
「言ってくれてよかった、ありがとう」
そう相手の方に伝えた私の気持ち、想像できますか?
実はもう、かなりの「ハイエフィカシー」なのです。
人は「自分がわかる」たびに「本物のエフィカシー」を手に入れるからです。
え? なぜかわからない? ……^^
続きは、8月22日のセミナーでお話します。
ヒントもエフィカシーも、相手の言葉ではなく、すべて自分の中にあります。
ぜひあなたにも、このプロセスを自分のものにして、どんどん変化して頂けたらと思います。
この記事へのコメントはありません。