ロッキーマウンテンから戻ってきました。
日本では絶対にできないワークを沢山しまして
旅については、まだ全くまとまらないので
今日は、気(オーラ)を観てもらったお話を。
気とオーラは別物だ! と思っている方は
気に色をつけて状態を見やすくしたのがオーラだと考えると
気が楽になるかと思います。
私は気功が好きですが
自分の気について、客観的に詳細に、率直に言ってもらう、
という機会はいまはそうありません。
気には体調が出ますから、そういうのはちょこちょこあっても
メンタルやスピリチュアル的エネルギー状態、
まして色まで細かく言われることは、ちょっとないかも。
自分を客観的にみる、ということは難しく
それが「自分の気」となるとなおさらです。
ありがたいことに
その道ウン十年、という大ベテランの先生と
そのお弟子さんも含めた方々に
オーラをみていただく機会がありました。
一人白い壁の前に立って、皆さんの言葉を待つ私。。。
ちょっと想像してみてください。
あなたは一人前に立って
「みえる人たち」からいろいろ言われるとしたら
どんな精神状態になりますか?
私はですね、正直いって、こういうのが苦手です(笑)
なので、自分の心の中に様々な「反応」が起きます。
あー、こういうの苦手なんだよな、
緊張するな、
あ、緊張も気に出るな、とか。
とはいえ、このブログでも何度も書いている
「自分の反応を捉える」ということを
伊達にやっておりません。
すべての自分の反応をつぶさに観察しつつ
何を言われようとも、受け入れようと思っていたのですが
あれ? なんか静かだわ。。。
これ、相当やばいのかしら。。。
と思ったときに、先生が一言。
「オーラが整っている」。
その言葉を軽くスルーしていると、
さらにいろいろ言っていただきました。
・普段から上とつながっている。金色がふわっふわっと
・黄金色が強い、過去にも叡智をすごく深く学んでいた、紫
・他にもピンク、右側にオレンジ、青。右側にガイドがいる 仙人みたいな
他にもありがたいコメントが沢山あったのですが
言われているときは、どっちかというと頭の中が白いというか
判断をつけない状態で聞いていました。
どんなことも、なるべくそのまま受け取るようにスタンバイしていたからです。
それらが終わって、一段落してひとりになったとき、
まず思い返したのは、自分の反応のことでした。
私はあのとき、何を思って壁の前に立ったか、ということです。
最初に思ったのは、
「こういうの苦手だな」でした。
次に思ったのは
「どうせろくなこと言われないだろう」
「でも、それも自分の変容の糧にしよう」と。
この一連の反応には、実は深いからくりがあります。
まずはシンプルに、私は幼い頃から親や家族から
ずっとそのような評価をされてきた、ということです。
つまり「何をやっても、ろくでもないことばかり言われてきた」
しかし、それらをはねのけもせず、自分のこととして受け入れ(てしまい)
「受け入れた上で、努力してきた」のです。
私はしみじみと、「このパターン、まだ残ってたわ」と思いました。
そして、それらを感じきって、手放しました。
子供が幼い頃、周りの大人が成熟していれば
その子は、親のコンプレックスや偏りを投影されることは少ないでしょう。
しかし、親が自分の人生を思うように生きてこられなかった場合や
親の親から、十分な愛情をもらえてなかった場合
(往々にして、そういうケースが多いのですが)
多くの満たされないエネルギーが、子供に投影されることになります。
子供には、親の満たされない思いや
自分は幸せではない、という思考パターンが
無意識のうちにすり込まれ
いつしか、親と似たような人生を歩んでいきます。
子供を愛することができるのも親かもしれませんが
子供を不幸にすることができるのも、親なのかもしれませんね。
(やはり、まずは親を越えなさい、ですね)
今回、私のオーラを観てくれた人たちには、私のことを
「傷つけよう」「おとしめよう」
という意図は微塵もありませんでした。
私が私自身をもっと知るために
観たものを率直に伝えてくれました。
生育環境とは、全く違う状況下にいるにも関わらず
私の中から、無意識に出てきたのは
親に対するのと同じ反応だったのです。
私たちは、こういったことをあらゆる場面で
自覚のないまま繰り返しています。
目の前にいるのは親とは全く別の人なのに
無意識にかつての状況を当てはめ
同じように振る舞ってしまうのです。
コーチングで様々なお話を聞いていても
クライアントさんが同様の状態になって
悩まれていることがよくあります。
誰かに「傷つけられた」と思う。
あるいは、「傷つかないように」前もって防衛しておく。
それらはすべて、過去の遺物が原因で
目の前の人や出来事とは何も関係なく
自分の無意識のパターンや思い込みを
相手に投影しているだけかもしれません。
事実は、あなたが思っている世界とは別物であるかもしれないのです。
渦中にいるときに、それに気づくのはなかなか難しいかもしれませんが
一旦意識に上がれば、どんどん手放していくことができます。
メンタルブロックや葛藤の元となる、無意識のパターンは
様々な形で、私たちの思考や感情、行動の中に潜んでいます。
しかしそれらは、自分がひどく傷つかないように
いままで「守ってくれていたもの」でもあります。
大人になり、あなたの目指すものが
本来の自分で在る、ということにシフトするにつれ
必要のないものは手放す機会がやってきます。
そのときにしっかりと「偽物の自分」を捨て
「本来の自分」を受け入れられるように
普段から自分の反応を意識に上げていきましょう。
このときは、そのままの私を観ていただいて
様々な自分を観察することができました。
貴重な体験だったと思います。
それに、私のオーラも捨てたものではないみたいですしね。
。。。良かった^^
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