人は皆、未来の情報をエネルギーの中に持っています。
その可能性未来は大きく分けて二つ。
いまのまま、そのままいったらこうなるであろう、
という未来と、それ以外です。
どちらにも、様々な可能性が秘められています。
これはどちらかの未来がポジティブで、
もう一方はネガティブというわけではありませんが
自分はどんな未来がいいか、
という希望はあって当然ですよね。
私のコーチングセッションでは、
いまのまま生きていたらこうなるよ、という未来と
それ以外の未来と、両方を扱っているのですが
どのクライアントさんをリーディングしても
本当に大きな可能性を持っていると感じます。
セッションを受けにくるときは、
いろいろ焦っていたり
抽象度が落ちて、視野が狭くなっていたり
うまくいかない、と落ち込んだりしていても
そういった「現状」とは何も関係なく
誰にでも素晴らしい未来の可能性があります。
では、自分の望む未来をつかみ取るためには
日々をどのように生きればいいでしょうか?
まず重要事項の一つ目として挙げたいのは、
「いまを大切にすること」です。
この「いまの過ごし方」が
・いまのまま生きていたらこうなる未来
・それ以外の可能性未来
の両方に密接に繋がっています。
計画に沿って、寸部の狂いもなく
きっちりやることを目指すのもいいけれど
それだけではなくて、
自分のフィーリングを大切にしましょう。
さまざまな功績を上げた方々が
「リラックスしたときにふと閃く」
と言っています。
【いまここ】にいて、リラックスすると、
「こうしたらいい」「こうしたほうがいい」
という、本来の自分の情報とつながれるのです。
二つ目は「新たなことに自分の視野を広げること」。
せっかく新しい情報が入ってきても
拒絶したり、それは知ってる、という
反応を繰り返してばかりいると
結局、スコトーマの中から出られません。
そこにこれまでとは全く違う可能性があるのに、
見えてこないのです。
自分の知っていることが創るもの
=これまでと同じ人生
であるということを意識してみると、
選択が変わってくるかもしれません。
また、新しい考え方、やり方に対して
いつも自分がどういう態度を取っているか。
ニュートラルか、
拒絶するほうが多いか。
あるいは、飛びつくことが多いか。
そういったことを知るのも
自分のためになるでしょう。
拒絶するほうが多いのであれば
変化に対する抵抗が大きいのかもしれません。
躊躇する自分を振り切って
思い切って試してみるのがいいでしょう。
飛びつくことが多いのであれば
どうして飛びつかずにいられないのか?
を観察してみるといいでしょう。
そこには「いまの自分」に対する
自己肯定感の低さがあるかもしれません。
どちらにしても
「ニュートラル」になれるまで
いつもとは違うことを
どんどんやってみましょう。
三つめは、自分に優しくすること。
これは怠けていいとか、ダメな自分でいいとか
そういうことを言っているわけではありません。
自分を責めない、ということです。
例えば何かが計画通りにいかなかったり
失敗してしまったとき
つい、だらだらしてしまったとき
いつもと同じことを繰り返しているとき
自分を責めてしまいがちですよね。
それが戒めになって変われるのならいいのですが
残念ながら、そうではないことが多い気がします。
自分を責めているときは
実は脳内では快楽物質が出ています。
ある意味、ハイになれるんです。
自分にダメ出しすることで、様々なことから
気を紛らわせることができるんですね。
自己防衛反応の一種ともいえます。
しかし、自分を責めて気が紛れても
変化が起きるわけではありません。
それよりも、春の日差しのように自分に優しく
済んだことは気にしないで
いまに立ち戻り、できることをやる。
軽やかに生きていきましょう。
あと、私はときどき思うのですが
自分はダメだダメだと言い続けて
がんばっているときって、
どこかに大きな自意識の塊があるように
感じることがありませんか?
自分へのダメ出しに、そして
ダメ出ししながらもがんばろうとする自分に、
本当は心のどこかで酔っているのかもしれないな、
と思ったりします。
まあ、まだちょっとわからないですけどね。
そんな可能性もあるかもな、と思っているところです。
いまはまだ理解できないものを
無理矢理、頭でわかろうとしないで
時がくるまで、そのままおいておく、
ということも大事です。
それはこちらの記事に書いています。
【情報を取る ~自分の器~】
https://aonoyukari.jp/blog/get-infomation/
皆さんの未来が素晴らしいものとなりますように^^
望む未来をつかみとる
03.18
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