自分の学んできた(&やっている)コーチングや
エネルギーセッションというものを説明するときに
私はいつも、言葉に詰まっていました。
カウンセリングとは違うし
セラピーとも違うし。。。
「マインドの使い方を教える」という言い方もありますが
それも全くしっくりこない。
なんというか
「マインド云々よりも、もっと深くてすごいもの!」
という印象を持っているのです。
これは非言語の情報をやりとりし、
私の場合は特に、共感覚によって相手の無意識の情報を受け取ること、
無意識のパターンを外していくことを
重要視しているからかもしれません。
でも催眠療法とも違うし、なんと言えばいいのやら?
正直なところ
その中身が的確に表現できれば
別に「コーチング」という名前でなくてもいいのです。
エネルギーセッションでも、ただのセッションでもなんでもいい。
ただ、私はその中身がどうも大好きであるらしい、ということを
最近とみに自覚したのでありました。
どうやら、すごく素晴らしいと思っているみたいです。
こういうと、なんだか手前味噌のような気もするのですが
でも、いままで様々な方から教わってきたことの大切なエッセンスが
凝縮されて入っています。
そのエッセンスは、いまとなっては沢山あるのですが
コーチングやエネルギーセラピーの他にも
10年前から取り組んでいる手法があり
同様に大きな核となっています。
本当に大切なことを教わってきて
いまも学びは続いていて
そこに、私自身の成り立ちのエッセンスも加わっています。
その中身はどういうものかというと
まだ気づいていない無意識の領域に光を当て
自ら課している「生き方の制限」を取り払っていくこと。
本来の在り方を発露していくこと。
それは、ぐしゃぐしゃに丸められたハンカチをゆっくりとほどいて
そっと開いてみたら、中から白く輝く光の玉が出てきたという
そんなイメージです。
そういったことが自分に起きるとき
私はすごく満たされた気分になります。
コーチングというと「誰か自分以外の人が、自分を変えてくれるもの」
という見方もあったりするかもしれません。
でも、いま私が実感しているのは
「自分で自分を変える(変容する)力を、取り戻していくプロセス」
ということです。
これはすなわち
いまの自分に必要な情報を受け取れるようになること
受け取った情報を、使えるようになることでもあります。
そのプロセスでは、いろんなことがあります。
現状維持や洗脳を手放すのは、人によってはすごく楽しいことだし
人によっては、あるいはものによっては、割と嫌なことだったりもします。
私も簡単に手放せるものと
「これはしつこい、何年やってるんだ~、もううんざりじゃ~><」
と自分で突っ込む無意識のパターンもあります(笑)
でも、それはどちらでもいいのです。
変わっても変わらなくても、どっちでも選べるのだから。
ただ、自分が無意識に何を選んでいるかということに
意識の光が当たる。
それだけで、何かが起きるのです。
その「何かが起きた」とき
私はいつも、これまでの学びのプロセスに感謝します。
中には、もうお会いすることのないであろう方々もいらっしゃいますが
その方々の言葉は私の中に生きていて
ふとしたときに、新たな気づきを運んできてくれます。
ああ、あのときはわからなかったけど、あれはこういう意味だったのか、
と気づくのです。
そういうことが起きるのも
私が「理解できる、できない」に関わらず
貴重な情報を無意識領域に沢山入れておいてくださった方々のおかげです。
そして、何度くじけてもあきらめずに
(いまもまだあきらめてない・笑)
求め続けている内なる自分を、ありがたく愛おしく思うのです。
語弊のありそうな表現ですが
私はコーチという「職業」に対して、執着があるわけではありません。
(これは情熱がないと言っているわけではありません)
求め続け、学び続けているプロセスが
誰かのお役に立つことは、私にとって大きな喜びです。
それがコーチという形態に合えばそれでいいし
やがて変化していくならば、それはそれでいいだろうと思っています。
しかしどんな形態であれ、
その「中身」が本当に大好きで、私にとっては一生の宝物といえるものなのです。
世の中には素晴らしい教えが沢山あります。
どんなものでもいいから
「ぐしゃぐしゃに丸められたハンカチをゆっくりとほどいて
そっと開いてみたら、中から白く輝く光の玉が出てきた」
そんな経験を多くの人に味わってほしいと思います。
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