言葉や想いというものは、ふとしたことで
途端に出なくなるもので、
なんだかずっと混沌としたものを
胸の内に持っていたように思います。
（その混沌としたものには、大抵の場合、
大切なものが含まれているので、大事にしています）
一部の方には、前もってお伝えしたとおり、
春から新しく始まったコミュニティに
全力を注いでいるということもあるのですが、
情報を発信する、ということは
私にとってどういうことなのか？
というのを考えていました。
（どうやらそれで混沌としていたらしい、
ということに気づきました・笑）
その答えが見えつつあって
非常に嬉しいというか。
よくビジネス的に言われることで、情報発信といえば、
「毎日ブログを更新し、ＳＮＳ等でキャラを立て、なるべく露出する」
「自分の伝えたい相手のイメージを細かく思い描いて、その人に書く」
「メルマガ等で理念を発信する」
といったようなことが「正解」なのでしょう。
でも、私はそうは思っていなかった。
そういうことができる人たちのことを
偉いな、ほんとにすごいな、とリスペクトしているのだけど、
私にとっては、ナニカガチガウ、という気持ちがありました。
たぶんそれは、私の情報の集め方が
多くの人と異なっているからなのだと思います。
私が何か、自分にとって価値のあるものと出会えるときは、
本当に「ふとしたときに」目に付くものなんです。
それらは、派手な広告は一切なく
ＰＰＣ広告やランディングページもなく
「いいね」もほとんどないような（笑）
そんなものたちなのです。
つまり「いわゆる情報発信」はしていないのです。
ある人のメルマガ登録フォームは、
ブログの端っこにあって、こう書いてありました。
「年に数回、不定期に発行します」
そんなの見たのは初めてだったけど（笑）
その人の講座は奥が深くて、私にとっては非常に価値がありました。
たぶん、私が混沌としていた理由は、
「私はどうやって、自分に必要な情報を見つけているのか」
ということを、言語化できていなかったからだと思います。
それらは、何気なくネットサーフィンしているときに
あるいは、amazonを見ているときに
あるいは、ふと見かけた一般人のブログを読んでいるときに
（前触れもなく、あるいはインスピレーションのように）
向こうから目に飛び込んでくるものなのです。
「ほらほら、君はこれを見るんだよ」
と、とても小さな声で呼ばれている感じです。
インターネットによって繋がる世界が、
このＰＣの画面の向こう側に広がっています。
それは果てしなく膨大で、
無限の広がりを持つように思えます。
その膨大な情報網の中から、
私は何をどうやって見つけているんだろう？
どうやって「自分に必要なもの」とつながっているんだろう？
何か、目に見えるカタチとは別のものがあるのではないか？
その問いを、無意識に考え続けていたのだと思います。
インターネットを使って活躍している人たちの、
いろんな話も聞きました。
なるほど、と思うこともありました。
でも、私にとって必要だったのは、
そういう誰かの「howto」を身に付けることよりも、
「自分で考える」ことだったんですね。
そうしていたら、その「問いに対する答え」のイメージが見えてきました。
といっても、こんなやり方を勧めている人は見たことがないし
「ゆかりさん、またワケわかんないこと言って！！」
と言われるのが120％。。。なのが、残念なところですｗ
とりあえず、自分なりの答えとしてやっていこうと思います（笑）
何かまだ身に付けていないことをしようとすると、
どうしてもまず「howto」や「正解」に頼りたくなって
思考停止して、時が流れて、やっと
「そうだよ、自分で考えなきゃダメな人間だったじゃん、私は！」
と気づく。そういうことが、これまでもあったなと思いました。
それに気づかせてくれたのは、
冒頭に書いた
「何か混沌としたもの」なのです。
混沌は、何か大切なものを含んだ、
本来の自分からの「サイン」です。
あなたは、自分の混沌に対して、どんな態度をとっていますか？
抑え込んだり、ネガティブなものだと思い込んだりしていませんか？
私は「手短な正解らしきもの」よりも、
はるかに信頼しています。
それはまだ言葉になっていない、自分自身の「声」なのです。
（空もつながっているってよく言いますね。気持ちいい！）
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