Saltこと、塩谷哲さんのコンサートに行ってきました。
ピアニストとして、ソロデビュー20周年の今回は、
スペシャルゲストに、あの、小曽根真さん。
天才ピアニスト・二人の共演です。
私がSaltを好きになったのも、
たまたま、この二人のデュエットに出会ったからでした。
それはもう、息をもつかせぬアレンジの攻防と、
それでいて、思わず踊り出してしまうくらいの楽しさと、
両方が詰まった素晴らしい演奏で、
一瞬で、オチマシタ(笑)
お一人おひとりも好きですが、デュオになると、倍増しますね。
会場の割れるような拍手が、ようやく静まった中、
お二人から、こんな話がありました。
「ピアノのデュエットは、真剣の上を裸足で歩くような、
そんな感覚なんです」
「自分の実力がばれるから、チャレンジするのは、正直言って怖い」
「でも、敢えてそれをやる、ここで創るこの瞬間が、楽しくてたまらない」
いやあ、いいですねえ。。。痺れますねえ。。。
私も、そんなふうに生きていきたい。
今回、感じたことがもう一つ。
それは、Saltのこの言葉です。
うろ覚えなので、だいぶ違うかもしれませんが、
「ジャズは、自由に、その場で創っていく。これがすごく楽しい。
クラシックも、そんなふうにできると、僕は思うんですよね」
これです。
この、型にはまらない、自由さ。
その想いが、音を通じて伝わってくる。
そうか、だから、私はSaltが好きなんだな、と実感した夜でした。
このデュエットが始まったのは、
SaltのCDを聴いた、小曽根さんのほうから、
ラブコールを送ったそうです。
皆さんも、機会があったら、ぜひ聴いてみてください。
塩谷哲さんについてはコチラ
http://www.zakzak.co.jp/people/news/20130725/peo1307250741000-n1.htm
ディスコグラフィーはコチラ
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discographylist/A014232.html
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