先日、久しぶりに、親に会ったのですが、
そこで思ったのは、
本当に「親の影響を受けまくり」であること。
いやいや、無意識への刷り込みって怖いですね。
生まれたときから、延々、
親の言葉、口癖、愚痴、仕草、仕事・家事への取り組み方、
配偶者や子供との向き合い方など、
全部、脳みそにコピーしているわけですから。
どんなに思考で「関係ない」と思っても、
自分で、無意識にコピーしているところを見つけて、
手放さないと(書き換えないと)、
気づかないまま、親の真似をしてしまいます。
もしあなたに子供がいれば、逆に、
「親として、無意識に、子供に刷り込んでいる」
ということですね。
自分が何を刷り込んでいるのかは、子供が
受験や恋愛、働いたり、結婚したりする過程で、
徐々に明らかになっていくわけですが。
とはいっても、それに親や子供が自分で気づくには、
普段から内省を心がけ、よく観察していないと、難しいでしょう。
だいたい、子供が親と似たような家庭を作るのには、
(同じになろうと思わなくても、結果として、そうなっていることが多いのは)
親の「夫はこうあるべき、妻はこういうもの、結婚生活はこんなもの」
という「無意識への刷り込み」の影響が、大きいからです。
私も、今回親に会ったことで、
「自分の直したいところ」
「過去に持っていた、結婚生活に対する考え方」
が、親譲りそのまんま、だったことを見つけて、
軽くショックを受けました(笑)
が、おかげで前者は簡単に手放せましたし、
後者については、「自分が変化(成長)していたこと」を実感できました。
しかし、日常の中で「自分のパターン」に気づかないことには、
親に会っても会わなくても、それらはスコトーマに隠れたままであり、
結局は、どれだけ自分を客観的に見られるか、なのですが。。。
実は、良い発見方法があります。
一つがゴール設定、もう一つが、トラブルです。
周囲の人とトラブルを起こしてしまったときなどは、
何かと大変ですし、いろいろ嫌にもなりますが、
ちょっと視点を変えると、
自分の、思考・感情・行動のパターンを振り返る、良いチャンスなります。
「あの人のせいだ! 自分は悪くない!」 と思ったとしても、
実はただ、自分が、
親の「怒りや八つ当たりのパターン」を真似をして、
勝手にトラブっているだけかもしれません。
なかなか思い通りにいかなくて、自分の手に負えなくなってくると、
人のせいにして、当たり散らすとか。。。
追い込まれると、周囲の人が全員、敵に思えてくるとか。。。
周囲の人間にとっては迷惑な話ですが、
どちらもありがちなパターンですね。
ということは、トラブルを逆手にとれば、
自分を振り返ることができ、
成長のチャンス! にすることができるという、
かなりありがたいものになります。
私が一番最初に読んだ苫米地本は、
『まずは親を超えなさい』だったのですが、
本当に良い本でしたし、良いタイトルだなあと思います。
まだ読んだことのない方は、ぜひ読んでみて、
親や世間の様々な刷り込みから、自由になってくださいね。
もし、いまトラブっているとしたら、
自分はどこかの部分で、親のマネをしていないか?
振り返ってみるといいでしょう。
それに気づくだけでも、全然違います^^
どきっとしました。 成人した子供の成り行きが私と似てるので、私自身 自問自答を繰り返して、その結果 親からの無意識の刷り込み、学習が原因かな? と思いネットで似た事例探してたらここにたどり着きました。 ここに書いてあるように最終的には自分で気付く事で 本当の自分の人生が始まるのかな。
たろうさん、コメントありがとうございます^^ こちらは子供の立場から書いたものですが、親自身も、またその親からの無意識の刷り込み、学習を受けています。なので、たろうさんご自身がその刷り込みの枠に気づき、解放していけば、お子さんにも変化が現れます。子は親の生き写しですから。よかったら、たろうさんご自身が自分の親から受けている無意識の刷り込みを、意識してみてください^^