一時期、「自分探し」が大ブームになりました。
旅に出たり、いろいろ習ったり、感動を探したり。
その後、手のひらを返したように、「自分探しの否定」が始まりました。
自分なんか、探したって見つかるもんじゃない。
そんなの、目の前の生活から逃げてるだけだ、みたいな。
大ブームへの、反動ですね。
でも、私は思うんです。
両極端だな~って。
S極に偏ったものが、今度は、N極に偏っただけで、
結局は、何も変わらないのでは?
だって、自分らしさというのは、
職業や持ち物など、外側の「カタチ」じゃないですよね?
それは、抽象度を上げていけば、
何でも自由に選べるようになるわけですから。
じゃあ、自分らしさって、一体なんでしょう?
不安の正体なんて、わからないんだから、
考えてもしょうがない、ということもよく聞きます。
これも、そうかな? ほんとかな? と思います。
わかることもあるんじゃないかな。
わかる人もいるんじゃないかな。
自分ではわからなくても、
他人から見たら、一目瞭然だったりしないのかな。
あなたは、不安は何だと思いますか?
誰かが言ったことではなく、
あなたの不安は、あなたにどんなメッセージを伝えていますか?
例えば私は、不安はサインだと考えています。
新しいことを始めるときにも、
ワクワクしか感じないときと、不安が強いときと、
両方のパターンがありますよね。
私の場合は、ワクワクは楽しみなとき。
不安が強いときは、そこに何かしら、
いまの自分には不要な、思い込みや感情があります。
それを手放すと、らく~に前に進めるようになる。
クライアントさんと話していても、それは感じます。
不安は、正体の知れない敵じゃなくて、
大切なお知らせをくれる、味方。
自分を自由にしてくれる、サイン。
そう思ったら、不安に対する見方も、ちょっと変わりませんか。
だって、自分の味方になるんですから^^
この記事へのコメントはありません。