食べ物にしても、薬にしても
自己啓発にしても、スピリチュアルにしても
いろんな人がいろんなことを言う。
あれは食べていい
こういうものは食べてはいけない
抗生物質も必要
自然治癒がいい
ゴールを持て
目標は立てるな
夢は大きいほうがいい
脳は小さな達成を喜ぶ
メンターを見つけろ
自分を信じろ
これだけ、真逆のことが言われる中で
「どれが正しいのか」
を見つけようとすると
私たちは迷ってしまう。
これだけが唯一正しくて、他は全部間違ってる、
なんてことはあり得ないし、
ある意味、どれも正解なのだから。
私たちは、自分が信じている人やものを
「正しい」と思いたがる癖がある。
自分がその人を、あるいはそのことを
「信じたい」だけなのに
「これが“正しい”から信じているのだ」
と納得させたがる。
正しいか、正しくないかを捨てて
何を信じているのか、を自分に問う。
それを信じたいのか、ともう一度自分に問う。
それで「イエス」であれば信じればいいし
どこか、自分の感覚以外のものに
「信じる根拠」を求めたいのであれば
自分で勉強すればいい。
そうすれば、
「自分よりも“知識”のありそうな誰か」
に踊らされることは減る。
私もいろんなことをやってきたけれど、
突き詰めていくと結局、
自分を信じられるかどうか、
自分で選んでいる、という自覚を持てるかどうか
に帰結すると思う。
もう一つ、いまの時点で思うことがある。
メンターを持つのはいいけれど
「自分の軸が、自分以外の誰かや何か」
になっている人に
ついていっちゃダメってこと。
いま思えば当たり前のことなんだけど
昔はその重要性が全然わからなかったなあ、
と思う。
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